八代市立種山小学校 本文へジャンプ
校区概要
1 校区の概観

(位置・環境)

※東陽町は八代市の東北部にあり、氷川及び河俣川、小浦川沿いにひらけた山里である。昭和30年(1955年)に種山村と河俣村の二村が合併して東陽村となり、平成17年には八代市と合併した。四方を山に囲まれ、北は小川町、氷川町、東は泉町、南は五木村、坂本町と境を接している。
※東陽町周辺には、五木村境の大通峠、氷川町の立神峡と県立公園を有し、また本町には種山石工の眼鏡橋をはじめ史跡も多い。校区内には、県道が縦横に走り、生活物資や林産物運搬、建設作業用の大型車の往来に加え、通勤用の乗用車の増加により、交通量も多くなっている。

(産業・文化)

※本町の総面積64.56平方キロメートルのうち85.79%が山林で、耕地は5.4%である。耕地のうち水田49.2%、畑30.7%、果樹園20.1%で、生産されるのは、材木・みかん類・生姜・茶・米が主なもので、一部にはえのき茸の生産も行われている。農家一戸あたりの耕地面積は0.661ヘクタールである。
※本町の人口は、昭和30年に比べ半減し、一世帯あたりの人数も3.5人と大きく減少している。町でも人口減、若年者流出防止のため、産業育成や農業後継者育成をはじめ、宅地の分譲、下水道整備、道路の拡張、生活環境整備など新しい町づくりも進んでいる。
※種山校区の方々は、生姜の生産と石橋の里としての誇りを持ち、特に町を挙げてのしょうが祭り(10月)は毎年大盛況で、子どもたちもいろいろな形で参加している。また、石匠館、地域福祉保健センター[みどり]等の施設や老連会、婦人会との交流も行われ、地域活動を通して学校との結びつきを深めている。

(教育環境)

※恵まれた自然環境の中で、伝統的な町の生活の営みに、新しい生活様式を加え、落ち着いた暮らしぶりである。子どもたちも家族や地域の方々に守られながら伸び伸びと生活を送っている。
※学校活動では地域の各施設や組織の団体との交流、さらに町支所及び公民館主催行事への参加など体験活動も盛んである。地域福祉保健センター「みどり」での介護体験(7〜8月、町内5年生以上の小学生と中学生)、立神峡・里地公園での田植え体験(年間借用、5年生)をはじめ、特別養護老人ホーム「ひかわの里」との交流、夏休み地区懇談会、子ども会活動、民生委員さんとの連携、PTA活動など地域と学校・子どもとを結ぶ活動も進んでいる。さらに、授業を含めた本校と分校との交流学習や幼(保)・小・中連携も着実な歩みを進めている。


2 校区の略図