< 校 区 概 要 >                           □ 戻る 
 


 ア 校区は市中心部の北側に位置し、第一中、第二中、第七中、千丁中校区と
  境界を接し、南側の一部は第二中学校区と、西側は第一中学校区が入りこん
  でおり、境界がはっきりしないところもある。そのため、臨港線沿い南側と
  西側県道沿いが第一中学校、県道沿い東側が第二中学校へ通学している。

 イ 校区は16町内に区分している。各町内には八千把の過去の歴史を物語る多
  くの遺跡として、浄沢寺(市文化財)(古閑中町)、夫婦石(古閑上町)、虚空
  蔵堂(古閑下町)船蔵貝塚(上野町)、産島古墳(市文化財)(浜町)等がある。
  これらの遺跡の中には妙見信仰一族にゆかりのあるものが多い。特に産島古墳は、
  縄文・弥生・平安時代のこの地方での文化継承の最高の遺跡地である。八代地方
  の文化発祥地として知られる宮地とのかかわりが十分考えられる。

 ウ 校区の総面積は677ヘクタールで、全体がいわゆる八代平野と称される沃地で
  一つの丘陵もない。稲作、い草の生産も盛んであったが、宅地造成が近年進み校区
  全体が住宅地域になっている。校区の人口は横ばい傾向にあり、今後の本校生徒
  数は、少子化と隣接校区に中高一貫校が平成21年度に開校した影響もあって、
  横ばいから数年後は減少傾向に転じると考えられる。

 エ 校区は世帯数6,149戸、人口15,279人(平成24年4月30日現在)
  であり、サービス業、卸売・小売業・飲食店、製造業への就労が高い。宅地造成が
  進むにつれて、住宅やアパート・団地等が増加した。また、校区を東西に県道が、
  南北には二つの道路が通り、市中心部への要路であり、道路の交通量は多い。

 オ 本校校区は農村というイメージも過去のものとなりつつある。校区外からの流入
  も比較的多く、子どもの生活等においても多様化が進んでいる。保護者や地域の方の
  郷土に対する思いは深く、学校教育に対する関心は高い。校区の都市化、住民意識
  や生活形態の変化、交通量の増加、情報の氾濫に伴う青少年の健全育成に関わる課
  題や問題等には、保護者・地域住民、関係機関との連携のもと取り組んでいかなけ
  ればならない。

 
 
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