学校経営の基本方針
1 基本理念
(1)学校は、児童のためにある。
(2)学校は、プロとしての教育を提供する。
(3)学校は、児童・家庭・地域の信頼による。
(4)学校は、地域社会の核である。
2 経営方針
教育の基本理念を基にしながら、以下のことについて生涯学習社会を展望した教育活動の充実をめざす。
(1)関係法令および平成21年度八代市教育委員会重点事項をふまえた経営(法令等の遵守)
(2)教職員としての資質の向上(教職員としての資質向上)
○ 基本的資質(@教育的愛情と人権感覚A使命感と向上心B組織の一員としての自覚)
○ 専門的資質(C学習の実践的指導力 D児童理解と豊かな心の育成E保護者地域住民との連携)
(3)地域の特性を生かした特色ある教育の推進(特色ある学校づくり)
○ 地域人材にかかわる教育活動(樅木神楽保存会、平家の里管理組合等)
○ 地域自然にかかわる教育活動(緑の少年団活動、ISO活動、花いっぱい活動、渓谷活動等)
○ 地域文化にかかわる教育活動(樅木神楽体験、草木染め等)
(4)地域や家庭に開かれた信頼される学校づくりの推進(信頼される学校づくり)
○ 家庭・地域との積極的連絡と家庭訪問
○ 関係者への学校評価の実施と改善
○ 学校ホームページの更新と定期的な学校・学級便りの発行
○ 児童の地域行事への積極的な参加と発表の場の確保
3 本校の教育目標
気づき、考え、行動し、生かす八小っ子の育成 〜 かがやけ!二十二の瞳〜 |
本校児童は、自然豊かな急峻の山間地域で育っていることもあり、非常に純朴で仲が良く素直である。へき地5級指定の本校区に於いても、ケーブルネットワーク整備によりインターネットやテレビ等の媒体を通して瞬時に情報等を入手することが可能で、児童は都市部とあまり変わりない日常生活を送っている。そのため本校児童の持つ課題にもやや同じ傾向が見られる。つまり少子化の影響もあってか、文章や人の心そして自然の変化に気づきにくく、明確な自分の考えを持たず人の指示に流されがちとなる。分かっていても行動に移せず、学校等で学んだ知識を日常生活に知恵として生かすことが苦手な面が伺える。特に本校児童は、日常の授業で経験不足となりがちな多人数集団内での表現活動への対策が急務となっている。本年度は、そのための課題解決を教育目標に掲げ取り組むこととした。
また、年々、近隣校区でも過疎化・休校化が進んでいる状況にあって、樅木神楽を中心とした地域活性の気運と住民同士のまとまり意識は大変強い。地域の存続をかけて伝統文化を絶やさず、守り育て受け継ぐ次世代(児童)への期待はとても大きい。学校は、児童の夢実現につながる「確かな学力の定着」と「ふるさと教育の充実」について、地域から強く求められている。
かかる状況を勘案し、児童の生きる力につながる「気づき、考え、行動し、生かす指導過程」を全校で進めることとする。
○気づく感性・・・・・深く見つめさせて。かかわって。
○考える思考力・・・・自分の考えを持って。相手の考えと比較して。
○行動する実行力・・・決めたこと、決まったこと、考えたことは、すぐやってみて。
○生かす表現力・・・・学んだことを活用して。
4 本年度の教育スローガン
率先垂範、うしろ姿の教育実践
「見える所に目を配り、見えない所に気を配り、相手を思って心を配り、すぐ実行!」
5 経営の構想